保健だより


普段の生活では、マスクの着用の必要はありませんが、給食の配膳時には着用したいと思いますので、

毎日必ずマスクケースに入れ、清潔なものを持たせてくださいますようにお願いいたします。

 

感染症について

 こども園は、毎日長時間にわたり集団生活をする場であり、濃厚接触の機会も多く、飛沫感染等によりお子さんが感染症にかかりやすい環境となります。園では、感染症の広がりを防ぎ、安全で快適な保育環境を保つために、日頃からの清掃や衛生管理を心掛けていますが、保護者の皆様にも、子どもや家族全員の健康に注意し、家庭においても感染予防、病気の早期発見等ができるよう、具体的な情報を提供するとともに、感染症に対する共通理解を深め、家庭と連携しながら健康教育を進めていきたいと考えています。

 

感染症にかかったら・・・

 

感染症は、お子さんの症状が消失した状態となった後でもウイルスが排出されている可能性があるため、周りのお子さんが感染してしまう場合があります。感染症にかかったお子さんについては、学校保健安全法における出席停止基準の出席停止期間の間、登園を控えていただくと、お子さんが十分療養できるだけでなく、他のお子さんへの感染の拡大を防ぐことができます。

 もし、かかってしまった場合は、かかりつけの医師の指示を守り、感染の恐れがないと認められてから登園するようにしてください。また、園には、必ずご連絡をお願いします。(診断書等の提出は不要です。)

 

また、出席停止にはならないものでも、こじらせると症状が悪化し、長引くこともあります。お子さんの体調が優れないようなときは、早めに受診し、無理をさせず、健康状態が集団生活に適応できる状態に回復してから登園するようにしてください。


【アデノウイルス感染と 出席停止について】

アデノウイルスとは

風邪症状群の原因となるウイルスの一つです。

 

*アデノウイルスの症状

  いわゆるかぜの他に、「プール熱」や「はやり目」と呼ばれる病気の原因となります。

結膜炎が無く、高熱と喉の症状だけであれば、プール熱ではなく、アデノウイルスによる咽頭炎ということになり、出席停止にはなりません

  

  「プール熱」は咽頭結膜熱、「はやり目」は流行性結膜炎というのが正式の病名です。

  「プール熱」(咽頭結膜熱)は、学校において予防すべき第二種の感染症に指定されており、登校基準としては、 主要症状が消退した後2日を経過するまで、出席停止とされています。

 

 ※ 解熱後に、目の症状(目の充血等)が現れる場合もあります。その場合は、もう一度医師の診断を受け、流行性結膜炎ではないかを確認してください。

はやり目(流行性結膜炎)の場合も、出席停止となりますが、症状がおさまった時点で、登園、登校が許可されます。

 ※ いずれにしても、必ず受診し、医師による診断を受けるようにしてください。

 

《出席停止の日数の数え方について》

 インフルエンザやコロナウイルス感染症において「発症した後5日」という時の、

「発症」とは、「発熱」のことを指します。

日数の数え方は 、発症した日(発熱が始まった日)は含まず、翌日から1日目と数えます。